ここではビデオ圧縮しながら取りこむためのコーデック等の設定をします。
ビデオコンプレッサでは動画をリアルタイムで圧縮するための各種コーデックを選択します。これを設定しないと無圧縮で取りこむことになるので、しっかりと設定をしましょう。
ここでは映像に使用するコーデックを選択します。デフォルトではnoneになっていて、これは無圧縮で撮り込みます。 無圧縮で640×480で30分の番組をキャプチャーすると50G以上になり、実用的ではありませんのでコーデックを使い、リアルタイムで圧縮しながら撮り込むのが普通です。
後で編集するのが目的なら「PIC MJPEG codec」や「huffyuv」等を主に使います。
また、リアルタイムには向かないのですがMPEG4系のコーデックも選択できます。
(注意としてDivX系にある2passではキャプチャーできませんので、必ず1passを選択してください。)
これらのコーデックの詳細や入手場所などはこちらのコーデックの説明へ行ってください。
コーデックを選択したら、「構成」「バーション情報」などでコーデック側の機能設定をします。コーデックによってここで圧縮率を変換したりして画質を決めることができます。
一般的にはPCM(WAVE)を使います。これはWAVEが一番編集しやすく、後で他の形式(mp3等)に高音質で変換でき、なおかつ音ズレの原因になりにくいからです。
ここで注意が必要なのが音声のサンプリング周波数です。これにより音がずれたり、音が悪くなったりしますのでしっかりと設定する必要があります。
サンプリング周波数は基本的に8の倍数になるものを選びます(24KHz/32KHz/48KHz等)。しかしVideoCDにする場合は別で、VideoCDの企画のサンプリング周波数は44.1KHzなのでそれを選びます。
そして周波数はエンコード後の周波数に合わせて取り込みましょう。(最終的に48KHzにするなら、最初から48KHzで取り込む)
一応サンプリング周波数は後で変換することも出来ますが音がわるくなるので、おすすめできません。
また音声ではMP3を選ぶのは極力やめましょう。(よく音がずれる原因とコマ落ちの原因となります。)
ただ見るだけで編集しないのであれば、リアルタイム圧縮で音声を小さくできる「IMA ADPCM」がオススメです!(たぶんコーデックをみればあると思います。)
WindowsMediaEncoderを使い、WMVで取り込むための設定です。
WindowsMediaEncoderが正しくインストールされて無いと使えません。
また、この部分は「ふぬああ」でキャプチャーできるというだけであって作者がオマケ要素で付けたものです(たぶん)。
よってWindowsMediaEncoderの使い方がわからない方は、使わないほうがいいかもしれません。